良忍が開いた融通念仏宗

浄土宗、浄土真宗と同じ系統の宗派として大阪市にある大念仏寺を総本山とする融通念仏宗があります。

平安時代末期天台宗の僧侶だった良忍が修行中、阿弥陀如来から誰もが速やかに仏の道に至る方法を授かり開宗しました。「一人の祈りがすべての人の為になり、すべての人の祈りは自分のためにもなっている」という一と多は互いに融通する関係となり、毎日百遍の念仏を唱えることが教えられています。大念仏寺をはじめ、京都の清凉寺や壬生寺などで融通念仏宗が盛んになりましたが第6世良鎮が没すると、100年以上途絶えてしまいました。

第7世法明によって復活し、戦国時代の頃から宗派としての色合いを帯びはじめましたが、大念仏寺の系統はその後も何度か絶え融通念仏宗のお寺も他宗派の寺院に吸収されたりと勢いは振るいませんでした。

念仏宗の総本山

300年ほど前に、再興の祖とされる大念仏寺第46世の大通が復興に努めることによって現在の融通念仏宗が確立されたことになります。

addminz posted at 2015-10-1 Category: 未分類