レーザ穴あけの未来

レーザ穴あけの未来

父が経営していたプレス工場の想い出の中に、閉鎖した一日があります。

工場の老朽化と仕事の減少、父の高齢化などが主な原因でした。

それでも家族を養ってきてくれた工場へのお別れのため、嫁ぎ先の名古屋から羽田に戻りました。

すると、クライアントさんだったメーカーさんたちが何人も来てくださいました。

父が作っていた部品は、本当に壊れなかった。

穴あけ名人。

アナログレーザ職人。

たくさんの賛辞を貰いながら惜しまれて閉鎖した工場。

今はマンションになり、手放した父たちは千葉の方に移転しています。

プレスで穴あけしていた時代は終わり、何もかもレーザで精密で美しい穴あけができる時代になっていると思いますが、
旋盤工の真面目で朴訥で、同じ作業をしつづけても飽きたりさぼったりしなかった、昭和の男達の汗と涙の次世代にレーザ技術があるのだと、覚えていて欲しいと思います。

父たちの慌てず、焦らず、堅実で確実な仕事をした日本の底力だったということを。

addminz posted at 2015-8-24 Category: 未分類